爪水虫の症状

Dr. G'sクリアネイルって市販薬は爪水虫の治療に効果ありますか?

症状に気づきにくい爪水虫

一般的に水虫というと痒くなったり痛くなったり、ぐじゅぐじゅになって皮が剥けたりですが、こと爪水虫に関してはそういった症状がないので気づきにくく、病院へ行くのも遅ければ、治療開始も遅くなりがちなものです。

爪水虫の症状としては見た目での判断しかないといっても言い過ぎにはならないと思われます。爪水虫になると出てくる症状は爪が白っぽく、または黄色っぽく変色する、爪そのものが厚くなる、ボロボロと爪の表面が欠けてしまう、爪の周辺に炎症が出るなどといったものがあります。爪周辺に炎症が起こったりすると痛みを伴う場合がありますが、基本的には痛みや痒みといった症状は爪水虫の場合には起こりません。

治療方法としては飲み薬というのが一般的です。爪は通常の皮膚とは異なり、塗り薬が浸透しにくいため、飲み薬を使って体内から働きかける方法が取られます。ただ、この飲み薬、肝臓に非常に負担がかかる強い薬なので、病院では定期的に血液検査を実施し、肝臓の状態を確認しながら治療を続行するか中止するかが決められます。あまり肝臓の強くない方は要注意といえます。

治療にかかる期間は最低3か月と言われてますが、これは爪が綺麗に生え変わる期間を差します。爪水虫にかかると爪そのものが侵されてしまいますので、基本的に爪が生え変わるまでが治療期間になります。あまりに治療期間が長いため、途中で治療を投げ出してしまう方が多く、完治しないまま放置という人も少なくないです。爪水虫の治療には根気が必要になりますが、治療期間の長さを考えるとなかなか難しいですよね。

もしかして爪水虫?と思われるような症状を見つけた場合には、なるべく早く病院を受診するようにし、家族や親しい友人知人はもちろん、公共施設などで不必要に菌を拡散しないように心がけましょう。

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